島根県の地酒、李白酒造の蔵元による日記 李白のあれこれや、日本酒のあれこれを紹介します
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梅雨明けしましたね。
… ですが、うちの軒下にはまだツバメちゃんたちがおります。
一週間くらい前に孵ったのですが、みるみる大きくなっております。
連休前は頭しか見えなかったのになぁ。
で、実は… 5月末にもツバメの話を投稿しておりまして…
↓
http://rihakusake.blog.shinobi.jp/%E7%A4%BE%E5%86%85%E3%81%AE%E5%87%BA%E6%9D%A5%E4%BA%8B/%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E3%82%82%E3%81%9B%E3%81%A3%E3%81%9B%E3%81%A8
これはその後をお知らせしておらず、今回の投稿になったわけです。
当然、前回のツバメたちとは違う子です。
例のシャッターの左端に造られた新築物件は、雛が生まれて早々、
雛を乗せたまま落下してしまいまして。
しかも何羽かいたはずですが、落下して姿が見られたのが2羽。
たぶん、捕食されたと思われ… うぅ…。
私もあまりにショックで投稿できずにおりました。
それから数週間。
ふと既存の物件にツバメの姿。
しばらくジッとしているかと思ったら、
今から一週間前に小さな頭(毛が三本みたいな頭)が5つひょこひょこと見えたのです。
今回の巣は誰が作ったかしりませんが、今まで何年も使われてきた丈夫な巣。
きっと巣立つまで子供たちを守ってくれることでしょう。
熱中症に気を付けて、元気に大きくなって羽ばたいてほしいものです!!
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フランスの事が書きかけですが、
ちょっと休憩して、冷蔵施設の事をお話ししたいと思います。
↓ 現在の様子
何がどうなっているか?
それは、こんな感じ。
ようやく基礎が出来、いよいよ本体が建てられるところです。
ところで…。
整地をする段階でちょっと変わってるなと思ったシステムがあるのですが。
松江市の皆さんはご存じでしょうか?
まず、既存の建物を取り壊し、整地をしたわけですが、
その時に試掘調査(遺跡がないか建物を建てる前に調査する)というものを行います。
これは「試掘調査をします」という約束を市にしておかないと工事には
とりかかれませんので、必ず約束することになります。
そして、もし何か出てきた場合、さらに自費にて調査をすすめることになります。
今回整地した場所では伊万里焼の茶碗が出てきたそうで…。
うちのご先祖さまの誰かが茶碗ほったらかしておったんでしょうなぁ。
ということで、試掘調査から本格的に発掘調査に移り、工期は少々伸びることとなりました。
ちなみに発掘調査によりでてきたものは無償にて市に献上することになります。
「自費にて調査」と言いましたが、これが結構バカにならない額で、
うちはまだ法人だからよいとして、個人だと少々大変です。
松江市の2DKの平均的家賃1年分くらいですかね。
試掘調査(自費) → 発掘調査(自費) → 出土品は市に献上(無償)
こういう不思議なシステムがあるなんて知らなかったんですね、私たちは。
この辺城下町だし、古墳もたくさんあるところなので、掘れば何かしら出てくるでしょうね。
もし新築をお考えの方がいらっしゃいましたら、
このこともご予算と工期に入れてお考えになった方がよろしいかと思います。
…と、大変勉強になったのでした。
さぁ、いよいよ少しずつ形が出来てきますので、ドキドキしますね!
6月12日の話です。
ずいぶん前になってしまいました。
冷蔵設備をいよいよ建てるにあたって、地鎮祭を行いました。
蔵の敷地内に響き渡る祝詞の声は背筋をぴんとさせてくれます。
無事に着工、工事が滞りなく進みますように。
工事をお願いしているまるなか建設の社長様も。
醸造機械の取り扱いをしている西ノ宮の社長様も。
弊社社長、常務をはじめ、当日作業の都合がついた社員も。
皆で。
何故かおチビさんも。(社長の息子、しゅんちゃんです)
現場監督さんの席をいただいたようです。
地鎮祭は厳かに行われました。 えいっ えいっ えいっ
何故か拝んでいるおチビさん。 そういう空気を感じたのでしょう。
何故か手を振るおチビさん。 そういう空気を感じたのでしょう。
そして最後はお神酒タイム。 やはり李白で。
口には出しませんが、おチビさんも欲しいそうです。
各所、お浄めもしてもらい、滞りなく終了。
これから着工。
出来上がるまで楽しみです!!
李白精米所です。(シャッターの上に注目)
ここには毎年ツバメがやってきて、子育てをします。
今年はなぜかいつも使われている巣は使われず、隣(シャッターの左端)に
新しく巣作りをしています。(すでに完成)
カメラ(スマホ)を持って撮影に行ったときは巣の中に主がいたのですが、
「お、いるいる♪」と思って、
アップしてピントを合わせているうちにピューーンと飛んでいってしまいました。
(たぶん不審者だと思われている。)
その後帰ってこないかしらと少し待っていたのですが、なかなか帰ってこず、
通行人に「何やってんだ」的な目で見られいたたまれなくなり、
さらにいうと私もそこまで暇ではないので
「もぅいーや。」とツバメの姿をとらえることなく自分の机に帰ってきました。
ぴょこっと巣から頭と尻尾をだしてジッとこちらを見つめている姿がかわいいんですけどね。
(警戒心まるだしの目)
産卵したら巣から離れることはないので、また撮りにいきましょうかね。
工事の話ばかりになってしまいますが…
解体もすすみ、残りこれっぽっちです。
この蔵の奥は酒仙蔵(後ろにある建物(築40年)現在仕込用の蔵)に
つながっています。
とり残された槽。↓ なんだか物悲しいです。
あとちょっとで建物はなくなりますが、
建物がなくなったらなんと言いましょうか…
未練的な感情にもきっと諦めがつくでしょう。
だけど、忘れないよ~!
いよいよ古い建物の取り壊し。
二つの建物が解体されます。
一つは会所場といって、以前、蔵人(季節雇用の人)たちが寝泊りしていた
いわゆる宿泊施設で、現在は休憩室として利用している建物です。
そしてもう一つは以前は酒造りも行っていた蔵。
現在は酒粕の熟成をしたり、焼酎の蒸留を行ったり、二階は物置になっていたり…
という建物です。
古くからある建物を取り壊すというのはあまり気分のいいものではないですね。
手前のトタンの建物(会所場)はすっかりなくなり、蔵にとりかかっています。
梁がかっちょいいです。
古い建物を取り壊すことはやはり心が痛みますが、
私たちの使命は伝統産業の日本酒を守り、発展させていくこと。
海外出荷も多くなった今、よりよい品質を保ち、皆様のところへ
お届けすることべく、一歩前に進むことも必要。
日本の古き良き、を私たちは「日本酒」という方面から守っていきます。
にしても、悲しくなるから見たくない光景…。
ブログ用に写真撮る以外では近づかないようにしています。
見なくない~。(涙)
李白酒造改革のひとつ、冷蔵施設建設がスタートしました。
既存の建物を取り壊すため、建物の隣にあった冷蔵コンテナを移動させました。
↓写真左手の建物を取り壊します。クレーンで吊り下げられているのは移動するコンテナ。
元の配置は↓こんな感じです。 (画像は11月の寄席の時のもの。)
左手のコンテナ(下段)を右のコンテナの上に乗せる作業が行われます。
↓いよいよコンテナが吊り下げられるということで、社長も見学。
↓ 古い蔵の壁ギリギリにあるコンテナの上に乗せるべく、引き上げられます。
↓ これ、蔵にコツンと当たって崩れたら、どーなるんですかね…
って聞いたら 社長「わかんない(笑)」って にっこり。
↓ 古い蔵の上でコンテナがぐるり180度回転。
ひえ~~!!って、あまりのすごさに観客が増えていきます。
蔵の3階にも見守り隊。 回転も無事終了。
ものすごくハラハラしましたが、回転も無事終了。
ちゃんといい具合におさめていただきました。
工事第1段階終了。小さな一歩ですが、結構な作業。
これからまだまだ大変ですが、
冷蔵設備ができれば安定して品質の良いお酒をお届けできます。
つづく…
プロフィール
HN:
りはく
HP:
性別:
非公開
職業:
造り酒屋
自己紹介:
島根県松江市で125年間日本酒を造っております。
銘柄は「李白」。
このブログでは「李白」で起こったあれやこれや、いろいろ紹介していきます。
島根県松江市石橋町335
(代表:0852-26-5555)
(試飲コーナー:090-9733-8539)
銘柄は「李白」。
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