- 李白 蔵元日記 - 袋吊り 忍者ブログ
島根県の地酒、李白酒造の蔵元による日記    李白のあれこれや、日本酒のあれこれを紹介します
[216]  [215]  [214]  [212]  [211]  [210]  [209]  [208]  [207]  [205]  [204
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

にほんブログ村 酒ブログへ
 
もう2月も終わりです。
早いです…。
ついていけていません(泣) ごめんなさい(涙)
 
先日の蔵の様子をupします。
CIMG0312.JPG

これだけ蔵に人が集まって…

いつも瓶詰中心で作業をしてる人も、
出荷中心の人も…

 
何事!?
という光景。





これから袋しぼりが行われるのです。
袋搾りとは、普段行われている加圧して搾る方法と異なり、
もろみを袋に入れ、縫い目から染み出るお酒を無加圧で搾る方法です。

この作業は手際が肝心!!
ということで、手が必要ですが、   
…しかし この人数…。
 
実は年にほんの数回しか行わないこの作業。
鑑評会の出品酒や、斗瓶囲いといったお酒がこの方法で搾られるのですが、
出荷や瓶詰をしている人でも 年に一度は必ず造りの現場の蔵の中で作業をする という習わしのある
李白酒造では、 今回、袋搾りの作業に皆が集まったのです。

CIMG0322.JPG

この人数でどういうことをするのかといいますと、


まず、もろみを運びます。


CIMG0316.JPG







そして袋の中に移し入れる。

CIMG0319.JPG



目の前のタンクでは紐を持った男たちがスタンバイしています。


CIMG0314.JPG

あ、 →

染み出してきた・・・

早く、

早くぅ




CIMG0320.JPG

もろみの入った袋は

紐を持った男たちにバトンパスされ、

CIMG0318.JPG


タンクの淵に
ぶら下げられます。










CIMG0323.JPG
どんどん、  どんどん  つるされます。

CIMG0325.JPG









タンク全体にぐるりと周ったら 

次はタンクの真ん中に竹をわたし、

竹につるしていきます。


CIMG0331.JPG 






袋の目はもろみで詰まるまでは白濁したお酒が出てきます。

袋の目が詰まってくると、次第に液体だけが
徐々にでてくるのです。

透明になったら斗瓶にとっていきます。



← まだまだ白いね~。







李白ってどんな酒? → http://www.rihaku.co.jp/
李白の銘酒ランクに投票 →  http://www.finito-jp.net/vote1-1/comvote.cgi?id=rihaku
ブログランキング参加中 (気合いの入った斗瓶どりに一票♪)→にほんブログ村 酒ブログへ
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
<< 3月3日 HOME 食楽 で >>
プロフィール
HN:
りはく
HP:
性別:
非公開
職業:
造り酒屋
自己紹介:
島根県松江市で125年間日本酒を造っております。
銘柄は「李白」。
このブログでは「李白」で起こったあれやこれや、いろいろ紹介していきます。

島根県松江市石橋町335
(代表:0852-26-5555)
(試飲コーナー:090-9733-8539)
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新CM
[09/28 lightroomsaG]
[09/28 lightroomsaG]
[09/26 MarquisBek]
[09/21 MarquisBek]
[09/17 Georgejoups]
ブログ内検索
バーコード
カウンター
忍者ブログ [PR]