- 李白 蔵元日記 - 蔵の音 忍者ブログ
島根県の地酒、李白酒造の蔵元による日記    李白のあれこれや、日本酒のあれこれを紹介します
[534]  [533]  [532]  [527]  [529]  [528]  [526]  [531]  [530]  [524]  [525
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



先月、近くの小学校から2年生の児童が授業の一環でいらっしゃいまして、
いろいろ質問を受けておりました。

先生に事前に何を目的にした学習ですかということを聞いていたのですが、
街のお店ということで、自分たちの住んでいる街にはどんなお店があって、
どんな匂いや音がするかも感じてもらいたい
ということでした。

確かにうちには、たくさん音、匂いのするところはあるのだけど…
どこを案内しようか…

精米所? ここなら機会の ゴゴン、ゴゴン、ゴゴン…という音や
米が流れる シャッ、シャッ、シャッ… っていう音、
それに糠の匂いもしてくる。



それとも蔵の仕込み部屋?
ここなら醪がプチプチいう音、お酒のいい香りが感じられる。
(でもここは危険)



ここは?詰場。
ここは瓶の音が ガチャン!ガチャン!ガチャン!…
蒸気の音が シューーーッ!!
そしてお酒を温めた時の香りがたちこめる。



うん、ここがいいかも。



と、いろいろ考えてみたのですが、
本当にいろんな音と匂いがあるなぁと改めて思わされました。

いつも過ごしている場所で、仕事ばっかりじゃなくて五感を使ってその「場所」を
感じてみるというのもいいものです。
より一層、その場所に愛着が沸くかも。仕事がもっと楽しくなるかも。

と、まったく目線の違う子供たちのことを考えていたら、
逆に自分のため(気づき)になったのでした。



PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
りはく
HP:
性別:
非公開
職業:
造り酒屋
自己紹介:
島根県松江市で125年間日本酒を造っております。
銘柄は「李白」。
このブログでは「李白」で起こったあれやこれや、いろいろ紹介していきます。

島根県松江市石橋町335
(代表:0852-26-5555)
(試飲コーナー:090-9733-8539)
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新CM
[09/28 lightroomsaG]
[09/28 lightroomsaG]
[09/26 MarquisBek]
[09/21 MarquisBek]
[09/17 Georgejoups]
ブログ内検索
バーコード
カウンター
忍者ブログ [PR]