- 李白 蔵元日記 - 忍者ブログ
島根県の地酒、李白酒造の蔵元による日記    李白のあれこれや、日本酒のあれこれを紹介します
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秋だけに出会える魅惑のお酒
「ひやおろし」 があなたを待っています。

9月中旬~11月中旬までの限定商品です!

通常お酒は約1年熟成させて出荷しますが、
このひやおろしは冬に出来たお酒を夏の間だけ寝かせた(半年熟成)のお酒です。

未だ少し若々しさの残る 軽い口当たりと、ほどよい熟成具合が魅力のお酒です。



李白 特別純米 ひやおろし
1800ml 2592円
720ml 1296円


試飲コーナーもすっかり秋らしく。



先日の山行ではやはり、どんぐりと栗ぐらいしかそれらしいものが手に入りませんでした。
ひろったどんぐりはつまみ風に盛り付け。

秋らしい写真撮影ももうすこし待たなきゃだめかな~。


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こちら松江はすっかり秋っぽくなりました。
風が涼しいです。
朝晩20度をきり、いよいよ秋という感じです。

今月15日にはおろちの夏ラベルも終わり、
つづいて16日より秋のひやおろしが始まります。

秋っぽい写真を用意しなくては… 
なのですが、写真撮りは自分でしています。
プロでもないし、写真撮りはちょっと大変。
「ど~んなのにしようかしら~」と、私にしかわからない汚いデッサンで思案中。



明日は山に秋を見つけに行こうと思っているのですが、いい具合に秋のものが
見つかるかしら。
紅葉には早いし、どんぐりもまだだろうし、栗は少しくらい青いのが落ちているかなぁ。

夏のおろち生のイメージ画像は後ろの山から笹をひょいととってきただけだったので、とっても簡単でした。

秋早どりのむずかしさ。
山へ行くのが明日になるので写真は16日のひやおろしの発売日には間に合う気がしないのですが、がんばります。

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先週の木曜日、奥出雲に酒米の視察に行ってまいりました。

奥出雲といえば、NHKの「家族に乾杯」でも美味しいお米が手に入る!と紹介された場所。
車を走らせていてもこの時期はお米の香りがそこここから漂います。

↓こちらは島根ブランドの酒米、神の舞(かんのまい)の田圃。



このように、立派に実っておりますが、
今年は日照時間が昨年の30%ほどだったようで、
刈入れが1週間~10日くらい遅れそうとのこと。

今頃は穂が熟れ、もうすこし穂先が垂れていないといけないのですが、
少しまだ立ち気味。

↓ こちらは五百万石の田圃


とはいえ、こちらでは台風の影響もなく、
雨が大変多かったにもかかわらず、雨と強い風が同時に来ることもなく、
気温も充分上がってくれたので、
この先刈入れまでの間の日照時間がたっぷりとれればいいお米になるでしょう、と農家の方からの声。

今年はあちらこちらでお米の被害があったようなので、大変心配しておりましたが、
ひとまず、少しホッ。



あともう少し。
もう少しの間太陽が欲しいです。
皆様、どうかテルテル坊主を。



よりよいお米に仕上がるように、農家の方共々、
祈る毎日です。

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ENZUIGIRI のお知らせ!

今年もエンズイギリが行われます!!
今年で4回目。

昨年の様子はこちら↓
http://rihakusake.blog.shinobi.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E5%A0%B1%E5%91%8A/enzuigiri%202013%20%E7%9B%9B%E3%82%8A%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BC%81

今年は李白は巴、巴庵の2店にお邪魔します!



開催日時: 9月15日(月)14:00~20:00
会 場 : 松江市伊勢宮界隈の飲食店 (李白は巴、巴庵)
参加資格: 20歳以上
参加費 : 2000円(税込2160円)
       当日受付にて参加証(てぬぐい、ぐいのみ、地酒引換チケット20枚)
       をお渡しします。
手ぬぐいを首に巻き、各会場店舗をまわり、蔵人と話をしたり食事をしながらお酒を楽しんでください!

公式HPは http://enzuigiri.jimdo.com/

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お盆もすぎ、気付けば9月ももう目の前。

出荷場に行くと…

この惨状とトントントントン…という音に、ビニールシートで怪しく覆われたエリア。
覗いてる人。



このエリアに置かれていたものがすべて追い出され、
通路のみが確保されている。

気になるので、中を覗いてみましょう。

大工さん… じゃなくて、うちの人!



中で汗かきながら工作中。



この暑い中の工作、 なんか、 夏休みの工作お父さんバージョンみたい。
夏だからって休みではないですけど。

半日かからず完成。
手際の良さに驚き。

完成品がこちら。



それで、何かといいますと、段ボール置き場。


束から外された半端な量の段ボールを収納する棚。
今までの棚が使いづらかったので、今年思い切ってリニューアル!

夏は時間があるので改装が進みます。

冬の繁忙期に向けて快適に!

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先日お客さまより
「月下獨酌ってどういう意味ですか」と聞かれ、
コレコレこうで…
と、調子に乗って詩の話までしてみたら、
「素敵ーー!!いつも以上においしく飲めそう!!」
と、喜んでいただきました。
李白の商品の中にはいくつか李白の詩に因んでつけた名前がありますが、
「そういえばブログでもあまり詩の話したことなかったなぁ。」
と思っておりました。

なので、軽く、かる~くですよ?
解説をしたいと思います。
「違う」というところがあれば、ご指摘いただければと思います。

第一弾はこちら↓

月下獨酌(げっかどくしゃく)



花間一壷酒  獨酌無相親    花間一壷の酒 独酌 相親しむ無し
擧杯邀明月  對影成三人    杯を挙げて明月を迎え 影に対して三人と成す
月既不解飲  影徒随我身    月既 飲を解せず 影徒に我身に合う
暫伴月蔣影  行楽須乃春    暫く月と影とを伴うて 行楽 須らく春に及ぶべし
我歌月徘徊  我舞影零亂    我歌えば月徘徊し 我舞えば影 零亂
醒時同交歡  醉後各分散    醒時 同じく交歡し 醉後 各 分散す
永結無情遊  相期邈雲漢    永らく無上の遊を結び 相期して雲漢遥かなり

以上が原文です。

さて、これを簡単に訳してみますと…

花に囲まれ親しい者もいないので、一壷の酒を一人で酌している。
それもやるせないので 杯を挙げて月を招き、自分の影も交えると、仲間が三人になった。

もとより月は酒を飲まず、影は私の動きに合わせるだけだ。
まぁともかく 暫らく月と影とを従えて 春が去る前に行楽しよう。

私が歌えば月は浮かれ、私が舞えば影はふらふら踊る。
素面の間は一緒に楽しみ、酔いが回れば皆それぞれ別れていく。

この人間離れした仲間と長く親しい付き合いをし、
再会しようと約束したのは 遥かな天の川だ。


様々な解釈あろうかと思いますので、必ずしも正解ではないかもしれませんが、
意味合いとしては以上のようなことです。

あぁ~、なんて素敵な詩でしょう!!
月下獨酌のラベルを見て「一人で飲むなんて寂しいね」って言われるかたもいらっしゃいますが、否!!
楽しい詩ではないですか!
一人でも春のお酒を楽しむ、一人でも一人じゃない、その心が素敵!!
皆さんも想像の翼を広げ(←朝の連ドラの影響)、この詩を思い浮かべながら
月下獨酌をお楽しみください。



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さて、例の古い盃 and お猪口の話の続きですが…。

盃(ミニ)はこんな状態で出てきました。
う~ん、ほどくのが惜しい感じ。



盃(ミニ)の柄はこんな感じ。



サイズも中の柄もかわいいです。

まぁ、絵柄ずれてますけど。

実はこのノスタルジックシリーズ、ほとんどが歪んでるんです。
いや、むしろどれが正解なのかよくわからないくらい。

 

なんか、柄がちんまりしてたり…
右の画像なんか、濡れているように見えますが、薬のかかりにムラがあるだけ。
ヒドイ…。

平盃については印字がずれていたり、円が歪んでいてヒラヒラして見えるものがあったり。

一番すごいのが猪口。




これは「楕円」か!?というものまで。

しかし、こう並べて眺めてみると・・・
なんだか小学校の教室みたい。

ひとつひとつに個性があって見ているうちになんだか愛しい気持ちがわいてきます。
一番劣等生に見える盃(ミニ)の薬にムラがある子はうちにもって帰ることにしました。
大切に使います。

一見「えっ!?」って思われるかもしれませんが、
色々比べてみてお気に入りの子を見つけていただきたいと思います。
そして末永く大切に使ってやって下さい。

ちなみに…
盃(ミニ)は一枚150円(4枚セット500円)で。


猪口は一個150円(4個セット500円)で。

李白パートの竹澤さんが「私欲しい!」と猪口を一個連れて帰り、
次の日なんと針山になって帰ってきました。
「かわいい!!」と評判が良かったので、増産してもらいました。
こちらは一つ250円で。



どれも現品限り。
一番数がすくないのが猪口。
その次が盃(ミニ)。
そして平盃。

皆、いいところに嫁いで、かわいがってもらうんだよ~。


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李白酒造 明治15年創業(1882年)
今から132年前のこと…。

132年も続いていると、古いものが突然掘り出されたりすることがあります。

最近掘り出されたものは、

盃 and  猪口



盃が3種と猪口が1種。
たくさん出てきたのですが、おそらく昭和初期の物と推定されます。
はっきりはわかりません。

古い…とはいえ、これが優れもので。
何も言わずに「社長、コレ…」と社長に見せたら

「えー。何それ~。俺ほしぃ~。こういうの作ろうと思ってたんだよね~。
こういうので燗酒飲むと世界一おいしく飲めるよ。あ、冷たいのもうまいけどね。
一個ちょうだい。いや、4個。」

と言われ、作るならこれ売りましょう!と売ることになったのです。

平盃大、小。 盃(ミニ)。 猪口(ミニ)。
 (写真は左から、平盃大、猪口、盃)

平盃大が一番酒飲みが喜ぶかもしれません。

この薄さ。
 


今の盃だとこういう薄いのなかなかないんです。
この薄さがまたお酒をおいしく感じさせてくれる!!
口にお酒が入る感覚や、盃が口にあたる感覚。
いつまでも唇につけていたいような…そんな心地よさです。

  

盃大 一枚200円(4枚セット 700円) 盃小 一枚160円(4枚セット550円)
盃(ミニ)一枚150円(4枚セット500円) 

こんな使い方もおすすめ。

おつまみセット (盃大)


薬味セット (盃小)


それから、お猪口は、
・・・。
長くなったからまたにしましょっ!

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プロフィール
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りはく
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非公開
職業:
造り酒屋
自己紹介:
島根県松江市で125年間日本酒を造っております。
銘柄は「李白」。
このブログでは「李白」で起こったあれやこれや、いろいろ紹介していきます。

島根県松江市石橋町335
(代表:0852-26-5555)
(試飲コーナー:090-9733-8539)
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