- 李白 蔵元日記 - 李白の詩の世界 (月下獨酌) 忍者ブログ
島根県の地酒、李白酒造の蔵元による日記    李白のあれこれや、日本酒のあれこれを紹介します
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先日お客さまより
「月下獨酌ってどういう意味ですか」と聞かれ、
コレコレこうで…
と、調子に乗って詩の話までしてみたら、
「素敵ーー!!いつも以上においしく飲めそう!!」
と、喜んでいただきました。
李白の商品の中にはいくつか李白の詩に因んでつけた名前がありますが、
「そういえばブログでもあまり詩の話したことなかったなぁ。」
と思っておりました。

なので、軽く、かる~くですよ?
解説をしたいと思います。
「違う」というところがあれば、ご指摘いただければと思います。

第一弾はこちら↓

月下獨酌(げっかどくしゃく)



花間一壷酒  獨酌無相親    花間一壷の酒 独酌 相親しむ無し
擧杯邀明月  對影成三人    杯を挙げて明月を迎え 影に対して三人と成す
月既不解飲  影徒随我身    月既 飲を解せず 影徒に我身に合う
暫伴月蔣影  行楽須乃春    暫く月と影とを伴うて 行楽 須らく春に及ぶべし
我歌月徘徊  我舞影零亂    我歌えば月徘徊し 我舞えば影 零亂
醒時同交歡  醉後各分散    醒時 同じく交歡し 醉後 各 分散す
永結無情遊  相期邈雲漢    永らく無上の遊を結び 相期して雲漢遥かなり

以上が原文です。

さて、これを簡単に訳してみますと…

花に囲まれ親しい者もいないので、一壷の酒を一人で酌している。
それもやるせないので 杯を挙げて月を招き、自分の影も交えると、仲間が三人になった。

もとより月は酒を飲まず、影は私の動きに合わせるだけだ。
まぁともかく 暫らく月と影とを従えて 春が去る前に行楽しよう。

私が歌えば月は浮かれ、私が舞えば影はふらふら踊る。
素面の間は一緒に楽しみ、酔いが回れば皆それぞれ別れていく。

この人間離れした仲間と長く親しい付き合いをし、
再会しようと約束したのは 遥かな天の川だ。


様々な解釈あろうかと思いますので、必ずしも正解ではないかもしれませんが、
意味合いとしては以上のようなことです。

あぁ~、なんて素敵な詩でしょう!!
月下獨酌のラベルを見て「一人で飲むなんて寂しいね」って言われるかたもいらっしゃいますが、否!!
楽しい詩ではないですか!
一人でも春のお酒を楽しむ、一人でも一人じゃない、その心が素敵!!
皆さんも想像の翼を広げ(←朝の連ドラの影響)、この詩を思い浮かべながら
月下獨酌をお楽しみください。



李白ってどんな酒? → 
http://www.rihaku.co.jp/
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島根県松江市で125年間日本酒を造っております。
銘柄は「李白」。
このブログでは「李白」で起こったあれやこれや、いろいろ紹介していきます。

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(試飲コーナー:090-9733-8539)
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