雷神さんいらっしゃい

　　　　　　

松江市寺町の居酒屋　「雷神」 さん
昨年春に「イベントをやりたく協力してほしい」との依頼があり、それからお付き合いが始まりました。
http://tabelog.com/shimane/A3201/A320101/32002501/

イベント終了後、「今回のイベントの正直な感想、意見を聞かせて下さい」から始まり、
色々とお話をしていく中、
「もっと日本酒の事知りたい」　という思いを抱いてくださり、
「セミナー･･･　やってくれませんか？」　という声をいただきました。

セミナーは二日間にわたり、　年中無休の雷神さんに合わせ、　そして、学生のアルバイトができるだけ出られるようにと、
土、日の開店準備前に。
一日目は蔵見学、　二日目は座学とテイスティング。

正直、時間も短かったし、深いところまでは話せませんでしたが、皆さん本当に一生懸命聞いて下さいました。

そして～！
「ねぇ、全員は無理だけど、実際ちょっと作業してみる？？」　という話から、
雷神の　竹谷さんと田村さんが 「やりたい！！」 と、後日蔵まで来られました。

は～、長い前置きだった・・・。
読み疲れました？　ごめんなさい。

忘年会真っ盛りの この時期に、　きっと遅くまで（明け方まで）仕事に追われていたであろうに、
朝早くから雪の中、気合を入れていらっしゃいました。

まずは米を蒸す作業から。
深夜までの接客、後片付けで疲れた雷神のお二人を癒してくれる蒸気。

























蒸したお米を 麹室（こうじむろ：麹を造る部屋）に運びます。
容赦なし。

























蒸したお米を室で広げて、菌をふり、まぜ、温度を合わせ・・・　という作業。
























「麹室にはね、お客さんを入れないって蔵は多いんですよ。
だけど、こんなに丁寧に、時間をかけて造ってるって、入ってみないとわからないでしょ？
だからね、うちでは麹室にも入ってもらうんです。」　　と言う社長。
「酒文化を普及し、正しく後世に継承する」　という経営理念が頭をよぎる。
真面目。




そうじまでしっかりしてもらっちゃいました。


しめて4時間の作業。

それを二日間。

しかも、雷神開店準備の仕事前に。


朝来られた時はうっすら積もっていた雪も溶け、
爽やかに帰って行かれました。


お酒になるの、楽しみにしてて！

お二人が造ってくれた麹のお酒、搾り上がったらもっていくから！



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